あなたの願いが届く神社の作法やお参りの仕方、正しいやり方とは?気になる服装やお賽銭、手水舎、参道などの心構えやマナーを徹底解説!

お参り 作法 心構え
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私たちは生活の中で、

初詣や夏のお祭りなどといった

行事を通して「神社」と深く関わっています。

 

ふだん神道などを意識していない方々も、

多くは行事を通して神社への参拝を行い、

神様へ手を合わせて祈願をしていることと思います。

 

 

また、嫌なことが立て続けに起きたときや、厄年、受験前など

ここぞという時に、自分から進んで行きたいと感じる場合も多いのではないでしょうか。

 

 

 

無宗教とされる日本人ですが、現在、日本全国には約10万社もの神社があります。

 

 

古来から現在まで、これほどの多くの神社が大切にされてきたのは、

心の拠り所として在り続けている証拠といえるのではないでしょうか。

 

 

今回はこの神社参拝について、そもそもの起源や、

正しい参拝方法などをまとめてみましたので

ご覧になり、ぜひ参考にしてみてください。

 


神社参拝の起源とは

お参り 起源
 

 

今の神社参拝の基礎は、紀元前およそ5世紀頃、

弥生時代から古墳時代の頃から形成されてきたとされています。

 

 

しかし、神道についてはこれよりもさらに古く、

起源自体は歴史に記されていない、

太古の人々による生活習慣からではないかと言われています。

 

 

 

もちろん、古事記や日本書紀には神話という形で、

この世の始まり、日本という国土が形成されるに至った道のり、

そして、神道の在り方などが記されています。

 

しかし、他の宗教のように「開祖」となる人物は存在していません。

 

 

神社参拝の起源は自然信仰から

神社の起源 自然信仰
 

 

弥生時代以前の太古の頃からこの地に住まう人々が、

その土地の山岳や河川、湖、湧水などの雄大な自然に感謝すると共に

畏敬の念をもってそれらを「神」として敬ったことから始まった「自然信仰」。

 

それが、今の神道の元となったと考えられています。

 

 

 

そのため神道における神々は

八百万(やおよろず)と言われるほどに

人数も多く、そして多彩です。

 

 

また、この頃はまだ今のような立派なお社などはなく、

岩そのものを信仰の対象としたり、沖縄の御嶽(うたき)のような、

自然の森林や河川の中にある「空間」そのものを拝み所として

祀っていたのではないかと言われています。

 

 

そして、古墳時代の前期頃になると自然神と一緒に、

その土地の豪族も祀られるようになりました。

 

 

また、古墳時代後期には仏教が伝来したことよって、

「寺院」の建立に影響を受けた形で神道におけるお社、つまり・・・

今の「神社」としての形に整備されるようになったのではないかと言われています。

 

 

 

ちなみに、現在の神社には欠かせない、

神域を守る「鳥居」の起源についても、

考古学的にまだ解明されていません。

 

 

古代インドやタイ、朝鮮などから伝わった、

または日本古来のものなど様々な説がありますが、

どれもはっきりしていないようです。

 

 

しかし、およそ奈良時代(710年)の頃になると、

「於不葦御門(うへふかずのみかど)」(屋根のない門)という名称で、

現在につながる鳥居建築が確立されるようになったようですね。

 

 

 

いずれも、起源の年代さえはっきりと記されていないほどの大変古い時代から

自然神の信仰、そして現代の神社参拝へと歴史が続いているということです。

 

 

もしかすると、現在まだ解明されていないだけで、

さらに古代の頃から、神道の元となる信仰があった可能性も捨てきれません。

 

 

 

気の遠くなるほどの時間、人々によって紡がれ、

形成されてきたということを思うと、

神社参拝にまた別の意味があるような気がしてきますよね。

 

 

神社での心構えや参拝方法

 

さて、神社の起源について簡単にご紹介しましたが、

続いて、神社参拝をする上で大切な心構えや作法などをご紹介したいと思います。

 

 

神社の鳥居や参道、神門での心構えや作法

神社 参道 鳥居
 

 

神社参拝で大切なのは、あくまでも神様への敬意を忘れないことです。

 

 

たとえば、神域へ足を踏み入れる前に、

結界の入口となる鳥居の前では一礼する。

鳥居や参道の真ん中は「神様が通る道」と考えて、脇をそっと歩く。

 

 

このように境内にあるものすべてに

「ここには神様がいらっしゃる」ということを

しっかりと頭に置いて、謙虚な心を持って参拝しましょう。

 

 

鳥居、参道、神門などでは真ん中を避け、

門より内に入る前には必ず1礼する、

というのを忘れないようにしてくださいね。

 

 

神社の手水舎(ちょうずしゃ・てみずしゃ)での心構えと作法

神社 手水舎 作法
 

 

参拝前に手水舎で、手と口をお清めをするのも忘れてはいけません。

 

神様に会う前に「身についた穢れを祓う」という意味がある、とても大切なことです。

 

 

最近では手水舎に作法が書かれていることも多いようですが、こちらでも紹介しますね。
手水舎の作法

1、柄杓に1杯水を取り、まず左手をそそぎます。

2、次に右手をそそぎます。

3、左手に水を受け、その手から水を口にふくみ、そそぎます。(水は足元に捨てます)

4、もう一度左手をそそぎます。

5、最後に残った水で柄杓全体を洗います。


 

 

なるべく、最初に柄杓についだ1杯の水で済ませるようにしましょう。

 

 

神社のお賽銭箱での心構えや作法

神社 賽銭箱
 

 

手水舎でお清めした後は、特別な理由がない限り、まずは拝殿へと行きましょう。

 

 

あちこち散策する前に、神様へご挨拶することが重要です。

※ワンポイント!

一部の神社では、拝殿より先に地主神がお祀りされている

お社へ向かう方が良いとされる所もあります。

 

特別な参拝順序がある場合は、そちらを優先されてください。


 

 

 

ちなみに、お賽銭箱に硬貨を

投げ入れている人を見かける事がありますが、

ここでも敬意を忘れてはいけません。

 

 

硬貨や紙幣はお賽銭箱のふちにそっと付け、すべるように落としましょう。

 

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神社のお賽銭の額での心構えや作法

お賽銭の額
 

 

お賽銭の額ですが、

どんな願い事でも5円でいい、

なんてことはないようです。

 

 

そもそも、円という単位ができたのは明治時代です。

 

そして、語呂合わせとして

「5円(ご縁がありますように)」、

「15円(十分ご縁がありますように)」

と庶民の間で広がっていったものなのです。

 

 

また、5円玉には穴が空いていますので

「先行きが見通しが良い」として好まれたようですね。

 

逆に、500円玉は「これ以上の硬貨(効果)がない」と言われているようです。

 

 

しかし、元々、神前には白米やお酒、海の幸、山の幸をお供えしていましたので、

願い事の大きさに対して、無理のない範囲でお賽銭額は上げていくと良いでしょう。

 

 

 

神様へのお供え物に確実な値段などは元来ありませんが、

語呂合わせやゲン担ぎを好む方は、5円玉をたくさん用意して

お供えされると良いかもしれません。

お賽銭のゲン担ぎの意味

5円 1枚(ご縁がありますように)

50円10枚(五重にご縁がありますように)

125円25枚(十二分にご縁がありますように)

485円97枚(四方八方からご縁がありますように)


 

 

 

ちなみに奮発して1万円札というのも

「円満に通ず」という意味となり語呂も良いようですよ。

 

 

神社の参拝での心構えや作法

神社の参拝方法
 

 

拝殿に鈴が備え付けてある場合に、注意すべきことがあります。

 

 

たまに、ご利益を強く授かりたいと、

激しく大きく何度もガランガランと音をたてて

鈴を鳴らす方もいらっしゃるようですが、

これはNGです。

 

 

ここでも神様への敬意を忘れてはいけません。

 

 

また、さらにそこに加えて、

周囲のお祈り中の参拝客への配慮を忘れてはいけません。

 

 

神様に対して「来ましたよ」と気づいてもらうよりも、

鈴祓いという、鈴の音による「お清め」の意味が強いので、

静かな心持ちで3回ほど鳴らされてください。

 

 

そして、賽銭箱の真ん中はやめておきましょう。

 

 

神様の目の前にドンと立ち構えるのは、なんだか失礼な気がしますよね。

真ん中でないと、ご利益が無さそうなどとは考えなくとも大丈夫です。

 

 

鳥居や参道と同じく、真ん中は神様のいらっしゃる場所ですので

拝殿の端の方で真摯にお祈りしましょう。

 

 

 

また、参拝方法は通常、2礼、2拍手、お祈り、1礼です。

 

 

この「お祈り」のタイミングでは、

自分がどこの何者なのかを知らせるために

心の中で住所、氏名を神様へと伝えましょう。

 

 

そして、拝殿前に立つに至るまでのこれまでの感謝を、心の中で述べてください。

神様へは、お願い事より、まず感謝の念を抱くことが大事です。

 

 

 

そして、最後に叶えたい願いを、

あくまでも謙虚な姿勢を持って心の中で強く念じたあとに

「よろしくお願いします」と心をこめて1礼して、その場を去ります。

※1ポイント!

一部の神社によっては参拝方法は異なります。

たとえば島根の出雲大社や、新潟の弥彦神社などでは2礼4拍手1礼です。

それぞれ行きたい神社の参拝法を確かめてみられてくださいね。


 

 

神社でのお礼参りの心構えと作法

神社 お参り方法
 

 

願い事が叶ったら、必ずお礼参りに行かれてください。

 

このときも同じように心の中で自分がどこの何者かを告げ、

感謝の気持ちを神様にきちんと伝えましょう。

 

 

 

神社の境内から出る場合も、

来た時と同じく参道では真ん中を避け、

神門では1礼をします。

 

 

最期の鳥居を抜けるときは、

本殿の方向にいらっしゃる神様に向かって

1礼をしてから境内を出られてください。

 

 

 

神社境内のマナー

神社 お礼参り
 

 

神社境内では、

触れてはならないとされている物を

ベタベタ触ったりするのは絶対にやめましょう。

 

 

近年のパワースポットブームによって、

国内外から神社参拝へ行かれる人がどんどん増えていますが、

同時に、マナーや礼節を大切にしていない方の行動も目立つようになってきたそうです。

 

 

 

ある神社では、

パワースポットだということで

人が触りすぎて傷んでしまった柱などもあるのです。

 

 

ちなみに、その神社の神主さんによると、

柱をさわるとご利益を授かるというのは

そもそもデマだったそうなのです。

 

 

 

ご利益を強く授かるどころか、

これでは神様に対して大変不敬ですし、

なんだか悲しいですよね。

 

 

あくまでも神社は神域です。

 

 

神様のいらっしゃるところだという事をくれぐれも忘れず、

必ず境内のマナーを守って参拝しましょう!

 

 

神社へ参拝するときの正しい服装とは?

 

境内における作法をご紹介しましたが、

神社が神々の住まう神域であるなら、

神前に行くには正装しないといけないのでは?

 

そう考える方もいるかもしれませんね。

 

 

ご安心してください。

 

普通のお参り、いわゆる「一般参拝」に関しては正装でなくとも大丈夫です。

 

 

 

たとえば、会社帰りにふと参拝したくなったとき。

たとえば、山を登った先に拝殿がある場合。

 

これらのときにどうしても

普段の服装になってしまうのは仕方のない事ですよね。

 

 

だからといって、普段着でいいんだ、と気を抜いて

神社へ行くときに極端に華美な服装を選ぶのはNGです。

 

 

大事なのは、神様を敬う気持ちです。

 

 

 

「今から神様のところへ行くんだ」という気持ちであれば、

露出の激しい恰好や、ジャージやサンダルなどでは行かないと思います。

 

学校の先生だとか、会社の上司、自分の目上の人にご挨拶に行く、

という時に、そういった格好を選ばないのと同じですね。

 

 

 

神様を敬う気持ちを持って、

「自分の気持ちが、はるか格上である神様へと通じやすい恰好」

を思い浮かべれば、自然と、華美な服装は避けたくなると思います。

 

 

あくまでも、常識の範囲内での普段着ならOK、

ということですのでくれぐれもご注意を。

NGとされる服装の例

毛皮、足の指先が見えるようなサンダル、ジャージ、露出の多い服、短パン等


 

 

 

正式参拝での服装やマナー

 

一般参拝に対して、正式参拝の場合は、服装はきちんと考えなければなりません。

 

 

正式参拝というのは、厄除け祈願や受験合格祈願、安産祈願など、

神主さんと一緒に神前に上がり、玉串料を納めて、祝詞をあげてもらうことを言います。

(「昇殿参拝」とも言います。)

 

 

 

昔は正式参拝は、羽織袴で受ける事を定められていましたが

時代と共に「正装」も移り変わり、男性はネクタイ着用のスーツ、

女性は清楚な服装が望ましいとされています。

 

 

スーツ、ネクタイは黒や紺などシンプルなものを選び、

女性は華美でない色のシンプルなワンピースと、

落ち着いた色の低めのヒールを選びましょう。

 

 

もちろん、帽子をかぶっているのもNGですので、

鳥居から境内を足を踏み入れる前に取りましょう。

 

 

 

また、神社によっては、

服装が規定に合わなければ

ご祈祷を受けることができない場合もあります。

 

それだけ、神前で祝詞をあげてもらうというのは神聖な儀式なのです。

 

 

事前に神社へ問い合わせをして、正式参拝の予約をするときに

服装についても尋ねてみられるのが確実でしょう。

 

 

 

喪中の神社参拝について

 

「喪中は神社参拝を控えた方が良い」

という説がありますが、

これについては諸説があります。

 

 

ひとつは、神道においては

死を「穢れ」としているため、

行ってはならないという説。

 

 

これは、昔の衛生事情が関係していたのではないかと言われています。

 

 

昔は、今のように医療が発達していなかったため

伝染病で命を落とす人が多く、神社のような人の集まる場所に、

死者を出した家族は近付いてはならないと言われていました。

 

 

死の病が人々に伝染するのを防ぐため、これは当然の処置だったと言えます。

 

 

これが現在までつながる神道の

「喪中は神社に行ってはならない」という説の

元となっているのではないかと考えられているのですが、

現代では話は別ですね。

 

 

 

もうひとつの説としては、

「喪中でも現在は神社へ参拝しても良い」とする説。

 

 

 

もちろん、現在でもインフルエンザや感染症にかかっているときに

大衆の集まる場所へ出かけるなどしてはならないのは同じですが、

喪中に関しては別です。

 

 

大切な人を失くし、苦しみや悲しみに耐えられない時、

「神様にすがってはいけない」だなんて神様が思うのでしょうか。

 

 

むしろ、喪中であるからこそ、

亡くなった方が心安らかに現世から

旅立っていけるよう神様にお祈りする、という考えもあります。

 

 

多くのスピリチュアルカウンセラーも、

現代における喪中の参拝については肯定的なようです。

 

 

 

もちろん、どうしても罰が当たるのではないか・・・

と気になってしまう方は、行かない方が賢明です。

 

 

 

行く神社の神主さんによっても考え方それぞれですので、

厄年の厄払いのためどうしても行きたいという方は、

一度行きたい神社に問い合わせしてみるのが良いかもしれません。

 

 

 

 

以上。神社参拝の起源、

そして現代の境内でのマナーなどをご紹介しました。

 

 

はるか太古の昔と違って、今は医療や交通の発達によって、

「神様」を身近に感じる機会はとても少なくなったのではないかと思います。

 

 

ですが、ふとした時に、運命や神様の導き、

また、逃れようのない自然災害などから、

何か偉大な力を感じることもあるのではないでしょうか・・。

 

 

日本における神道とは、そういった、

私たちの手の届かない範囲にある大きな力を神と敬い、

崇め奉ることで、今の生活に感謝し、より良くありたいという願いから生まれたものだと言えます。

 

 

現代に生きる私たちも、その気持ちを忘れずに、

努力を怠らず、感謝の気持ちをもって神様にご挨拶に行くということが

神社参拝では一番大切なことなのではないでしょうか。

 

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